美容外科の施術のはじまりというのは、昔のインドであったとも言われています。当時のインドでは男尊女卑が今よりももっともっと激しく、結婚前の女性が男性と会っていたり、既婚の女性が夫以外の男性と会っていたりすると、夫もしくは父親が鼻を切り落としてもいいという法律があったといいます。とても恐ろしい法律ですよね。
美容外科というものが確立されていなかった当時のインドにおいても、やはり切り取られてしまった鼻を縫い合わせてどうにか元に戻せないものかと、医者のもとにかわいそうな女性たちは鼻を持って走りました。そうして鼻を付けなおそうと縫い合わせたという施術が、美容整形のはじまりだということです。消毒の技術や知識も今よりは遥かに劣っていたであろうその時代、鼻が壊死したり、ゆがんでしまったり、感染症で命を落とす女性もいたことと想像できます。そうしてだんだんと技術が進歩していったのでしょう。
美容外科でいまでは一般的な豊胸手術も、始められた当初はとても危険なものであったと言われています。はじめて豊胸手術が行われたのは、1920年ごろだと言われています。この施術は驚くべきことに、素人の手で行われていた闇の施術であったようです。当時の売春婦や、美貌を売りにしている女性たちのような、特殊な人々がこっそり受けるような施術であったようで、しかもその頃使用されていた材料が、パラフィンだというのです。
美容外科で、現在は豊胸手術にとてもじゃないけれど使用されないパラフィンですが、パラフィンとは石油からできているもので、マッチやろうそく、クレヨンなどの原料になっているものです。こんなものを胸に注入したのでは、そうとう身体に悪影響があったと容易に想像できますよね。恐ろしすぎます。
美容外科で、豊胸手術に現在も使用される材料であるシリコンも、パラフィンの後あたりに使用されていたようですが、現在はシリコンをバッグに入れて胸に入れているため安全ですが、当時は直接注入していたため、これもとても危険なものであったようです。
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美容外科の参考情報 : :→ : :http://seven-night.net/